コマンドラインを使用して Plesk のバージョン 8.x または 9.x を最新バージョンにアップグレードするには、以下の手順に従ってください。
重要:
1. Plesk SiteBuilder 4.5 はアップグレードされず、 Presence Builder(旧 SiteBuilder)の新しいバージョンが古いバージョンと並列してインストールされます。従って、既存のサイトの管理は Sitebuilder 4.5 で行い、サイトの作成は Presence Builder または SiteBuilder 4.5 のいずれかで行うことになります。既存のサイトを新しいフォーマットにアップグレードする作業は、手動で行ってください。
2. Plesk Billing を使用していた場合、アップグレード対象のコンポーネントのリストに Customer & Business Manager コンポーネントを追加してください。
コマンドラインを使用して Plesk を更新またはアップグレードするには:
chmod +x plesk-installer
Linux/Unix サーバの場合:
./plesk-installer
Windows サーバの場合:
plesk-installer.exe --console
注:「Plesk をアップグレードする前に」セクションで説明したように、リリース階層に基づいて、アップグレードする Plesk ビルドを選択できるようになりました。デフォルトで、最新のジェネラルバージョンとレイトアダプタリリースのみがインストーラに表示されます。他の Plesk リリースをアップグレードするには、以下のインストーラオプションを使用してください。
--all-versions
は、利用可能なすべての Plesk バージョンを表示します。
--tier <
リリース階層>
は、指定したリリース階層の最新バージョンを表示します。
アップグレードの経路として、ローカルメディア、Plesk のオフィシャルアップデートサーバ、または他のサイトのいずれかを選択できます。デフォルトで、オフィシャルサーバが選択されています。ローカルメディアまたはネットワークストレージからインストールファイルを取得するには:
注: Windows を実行している場合、ローカルシステムパスを使用してソースを指定できます。事前にネットワークドライブをローカルドライブにマッピングしてある場合を除き、ネットワーク共有を直接使用することはできません。
ヒント: 選択したパッケージには [*] マークが付いています。インストール済みで更新が不要なパッケージには [=] マークが付いています。選択したコンポーネントが含まれるコンポーネントグループには [.] マークが付いています。パッケージを選択または選択解除するには、番号を入力して ENTER キーを押します。
パッケージがダウンロードされ、インストールされます。
Business Manager 付きで Plesk をアップグレードすると、アップグレードの完了後、統合のセットアップに多少時間がかかります(5 分程度)。セットアップの実行中は、Plesk に Business Manager へのリンクが表示されず、Business Manager へのログインにパスワードが要求される可能性があり、ログイン時の認証情報が正しくないというメッセージが表示される場合があります。
強制的に統合するには、Business Manager にログインし、Plesk に手動で再接続してください。これを行うには、[ホーム]の[同期統計]に進み、対応するリンクをクリックし、Plesk ID を選択して、[再接続]をクリックしてください。