サーバ全体でのブラックリストとホワイトリスト
サーバ全体のブラックリストにドメインを追加すると、このドメインから送信されたメールは、貴社のサーバ上でホストされているメールボックスに一切到達できなくなります。メールサーバにより、サーバ全体のブラックリストに追加されたドメインの 1 つと一致するメールドメインを持つメールアドレスから送信されたすべてのメールが却下されます。
サーバ全体のブラックリストにドメインを追加するには:
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[ツールと設定] > [メールサーバ設定]([メール]グループ内)に進みます。
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[ブラックリスト]タブをクリックします。
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[ドメインを追加]をクリックします。
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メールを受信したくないドメインの名前を指定します(たとえば「evilspammers.net」)。
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[OK]をクリックします。
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追加するドメインが複数ある場合は、上記のステップ 3~5 を繰り返します。
サーバ全体のホワイトリストに IP アドレスまたはサブネットを追加すると、ホワイトリストに登録された IP アドレスを持つすべてのコンピュータが、Plesk メールサーバ経由のメールを SMTP 認証の必要なくリレーできるようになります。つまり、そのようなコンピュータは、貴社のサーバ上でホストされている任意のメールボックスにメールを送信できます。
なお、ホワイトリストに登録された IP アドレスから送信されたメールは、Plesk メールサーバによる配信が許可され、DNSBL チェックをバイパスしますが、スパム対策のその他のツールによって却下されたりスパム認定されたりする可能性は引き続き残っています。ホワイトリストに IP アドレスやサブネットを追加しても、ホワイトリストに登録された IP アドレスからのメールが必ず配信されることが保証される訳ではありません。
サーバ全体のホワイトリストにドメインを追加するには:
- [ツールと設定] > [メールサーバ設定]([メール]グループ内)に進みます。
- [ホワイトリスト]タブをクリックします。
- [ネットワークを追加]をクリックします。
- メールを必ず受け取りたい IP アドレスまたは IP アドレス範囲を指定します。
- [OK]をクリックします。
- 追加するアドレスが複数ある場合は、上記のステップ 3~5 を繰り返します。