Rake タスクを実行する
rake ユーティリティを使用して、さまざまなメンテナンス作業を実行できます(詳しくは、http://docs.seattlerb.org/rake/ を参照してください)。たとえば、データベース構造の作成や、データベースへのテストデータの入力といった Rake タスクがあります。
この機能は、アプリケーションに Rakefile が含まれている場合に使用できます。ここに、使用可能な Rake タスクが記述されています(詳しくは、『Rakefile format』ドキュメントを参照してください)。Gemfile に ‘rake’ gem をリストすることが推奨されます。
[ウェブサイトとドメイン]に移動して、 [Ruby]をクリックします。gem のインストール後、[rake タスクを実行]をクリックして、Rake タスクの実行を試みることができます。表示されたダイアログにパラメータをいくつか入力して、[OK]をクリックします。これは、コマンドラインで rake
ユーティリティにパラメータを指定して実行するのと同じです。
たとえば、使用可能なタスクをリストに表示するには、 -T
を入力して[OK]をクリックします (これは、rake -T
コマンドを実行するのと同じです)。
特定のタスク(about
など)を実行するには、タスク名をパラメータとして使用します(これは、rake about
コマンドを実行するのと同じです)。
その他の Rake コマンドの例:
- デフォルトタスクを実行するには、パラメータなしで rake ユーティリティを実行:
rake
- 環境変数付きでタスクを実行するには、タスク名の前に
[変数=値]
の形式で変数の値を指定:rake RAILS_ENV=production SECRET_KEY_BASE=my-secret-key about
- パラメータ付きでタスクを実行するには、パラメータの値を括弧内に指定:
rake assets:clean[1]
- 使用可能な
rake
オプションをリストに表示するには、-h
オプションを使用:rake -h