サーバにバックアップファイルをアップロードする
注釈: 復元できるのは、Plesk Onyx 17.0 以降で作成したバックアップのみです。
Plesk にバックアップファイルをアップロードするには、[ツールと設定] > [バックアップマネージャ]([ツールとリソース]の下)で、[アップロード]をクリックします。アップロードが開始される前に、以下のバックアップパラメータを指定するよう求められます。
-
バックアップファイル。[ファイルを選択]をクリックして、アップロードするバックアップファイルを選択します。
注釈: デフォルトで、アップロードの最大サイズは 2 ギガバイトに設定されています。アップロードの最大サイズを変更する方法は、こちらをご覧ください。
-
有効な署名のないバックアップファイルをアップロード
デフォルトで、バックアップファイルの復元を試みると、Plesk による構造の検証に加え、証明書が有効であることもチェックされます。このチェックでは、以下のようなバックアップファイルが検出され、復元が防止されます。
- 破損している
- サーバからのダウンロード後に手動で改変された
- 別のサーバで作成された
このチェックをスキップするには、[有効な署名のないバックアップファイルをアップロード]チェックボックスをオンにしてください。それにより、Plesk は問題の可能性がある場合でも、アップロードされたバックアップを復元するようになります(ただし、顧客やリセラーがアップロードしたバックアップは除く)。
ご用心: 有効な署名のないバックアップファイルをアップロードすると、セキュリティ侵害が発生したりサーバの処理が妨げられる可能性があります。バックアップのソースを信頼できる場合にのみ、このチェックボックスを使用してください。
-
パスワード保護を使用する:このチェックボックスは、バックアップファイルの保護にパスワードを使用しており、このファイルのアップロード時にパスワードを指定する場合にオンにします。
-
パスワード:バックアップデータの保護に使用したパスワードを入力します。
注釈: パスワード保護されたバックアップに対して[パスワード保護を使用する]オプションをオンにしなかった場合や正しくないパスワードを入力した場合にも、バックアップはサーバにアップロードされます。バックアップの復元時に、パスワードの入力が再び要求されます。
有効な署名のないバックアップを顧客とリセラーが復元することを許可する
[有効な署名のないバックアップファイルをアップロード]チェックボックスをオンにしても、顧客とリセラーに影響はありません。Plesk は潜在的に問題のあるバックアップファイルを引き続き検出し、顧客とリセラーがこうしたファイルを復元することを防止します。
有効な署名のないバックアップの復元を顧客とリセラーに対して許可するには、追加のセットアップが必要になります。
ご用心: 有効な署名のないバックアップファイルをアップロードすると、セキュリティ侵害が発生したりサーバの処理が妨げられる可能性があります。顧客やリセラーのバックアップソースを信頼できる場合にのみ、これらのファイルのアップロードを顧客とリセラーに対して許可するようにしてください。
有効な署名のないバックアップを顧客とリセラーが復元することを許可するには:
-
panel.ini ファイルを編集用に開きます。ファイルは以下の場所にあります。
- (Plesk for Linux)
/usr/local/psa/admin/conf/panel.ini
- (Plesk for Windows)
%plesk_dir%admin\conf\panel.ini
Panel.ini Editor 拡張を使用すると、Plesk インターフェースでもファイルを編集できます。
- (Plesk for Linux)
-
panel.ini
に以下の行を追加して保存します。[pmm] allowRestoreModifiedDumps = true