インストールおよび前提条件
移行を開始する前に、移行元サーバにネットワーク経由でアクセスできることを確認して、移行先の Plesk サーバに Plesk Migrator コンポーネントをインストールしてください。
Plesk Migrator をインストールする
Plesk のインターフェースから Plesk Migrator をインストールするには
- Log in to Plesk on the destination server.
- Install the free Plesk Migrator extension.
コマンドラインから Plesk Migrator をインストールするには
- 移行先サーバに SSH 経由で
root
ユーザとしてログインするか(Linux)、RDP 経由でadministrator
ユーザとしてログインします(Windows)。 - 以下の方法で Plesk インストーラを実行します。
- (Linux)
plesk installer
コマンドを実行します。 - (Windows)コマンドプロンプトを開き、
"%plesk_bin%\ai.exe" --console
コマンドを実行します。
- (Linux)
- 画面の指示に従ってインストールウィザードを先に進み、コンポーネント選択のステージまで進みます。
- インストール対象として「Plesk Migrator」を選び、画面の指示に従って手順を完了します。
移行の前提条件
移行を成功させるためには、移行元サーバと移行先サーバでいくつかの TCP ポートと UDP ポートを開放する必要があります。
Unix サーバの場合は、以下のポートを開放します。
- TCP ポート 22: 移行元サーバ、SSH 接続用
- TCP ポート 8443: 移行先サーバと移行元サーバ、Plesk XML API へのアクセス用(移行元が Plesk の場合)
- TCP ポート 110、143: 移行元サーバと移行先サーバ、POP3 および IMAP 用。移行後のチェックに使用されるポートです。
Windows サーバの場合は、以下のポートを開放します。
- TCP ポート 135、139、445 および UDP ポート 137、138:これらのポートは移行元サーバと移行先サーバの両方で開放してください。
- TCP ポート 1433: Microsoft SQL Server 用(デフォルトインスタンスとして使用する場合)
- UDP ポート 1434 およびすべての(または手動で選択した)TCP ポート: Microsoft SQL Server 用(named インスタンスとして使用する場合)
- TCP ポート 10155: その他の作業を実行するカスタム Plesk Migrator サービス用
- TCP ポート 10156: rsync サーバ用
- TCP ポート 8443: 移行先サーバと移行元サーバ、Plesk XML API へのアクセス用(移行元が Plesk の場合)
- TCP ポート 110、143: 移行元サーバと移行先サーバ、POP3 および IMAP 用。移行後のチェックに使用されるポートです。
また、移行先サーバから https://autoinstall.plesk.com にアクセスできることを確認してください。
移行を開始する前に、必要なサービスと設定をすべて移行先サーバにインストールし、構成することをお勧めします。たとえば、MySQL/MariaDB データベースの移行を計画している場合は、移行先サーバに MySQL/MariaDB サーバがインストールされており、稼働していることを確認します。
移行先サーバの Plesk には個別のライセンスが必要です。もしなければ、移行中のライセンス検証で問題が発生する可能性があります。